永遠を信じて疑わなかったあのころのおはなし

「一緒に住もうね」

「結婚しようね」


そんな言葉を信じて疑わなかった

好きな人は、一生に一人でその人と

何処までも一緒にいれると信じていた


王子様は一人だけだと信じて疑わなかった


大人になって「永遠」などないのだと知って

大人にはなりたくないなと思った


ネバーランドで明けない永遠を過ごしていたいとそう思った


素敵な彼はピーターパンで私はウェンディ


明けない物語をずっと読んでいたかった。

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