第7話
こんばんは。
1日に2回この画面を開くとは思ってなかったです。ははは。
今日2冊本を買って、今1冊目を読み解きました。
…題名書くとコンプラに引っかかるんかなこれ。よくわからん。まぁええや。
人殺しの本が、好きなんです。
大抵、いやまぁ俺が思う大抵ですけど、人殺しの殺人犯って、結構思い過去を背負ってるもんだと、まぁ俺は思うんですよ。俺はね。
今日はそんな、心に影を負った余命僅かな殺人鬼と、家族関係が上手くいかない余命僅かな警察官が主人公のお話です。
物語は、1人の女性から始まります。ある日、昔の仲間に出会った彼女は、主人公である彼と再開します。青春を共にした彼には、ある秘密がありました。彼は数年前、愛した彼女を抱いた時、殺したい と殺人願望を抱いてしまいました。それから彼はずっと、女を殺したい願望に囚われてしまいます。
場面が変わり、ベテランの警察官が出てきます。癌が再発した警官は、余命宣告を受けてしまい、早くに亡くした奥さんに、年頃の姉弟の未来を案じ、どうすればいいのか、と迷い続けます。
彼と再開した彼女は、変わってない彼に好意を抱き、また彼もまだ彼女だけを愛していました。ですが彼は、余命宣告を受けてしまいます。
ここから、彼は変わっていってしまいます。彼はここで どうせ死ぬなら、もう我慢しなくていい と、ついに人を殺しました。その日出会った女の子を、抱きながら首を絞め、そして
ここで彼は、本当の快感を味わってしまう。
性交渉だけではずっと満たされなかった、人殺しの本能が、満たされてしまう。
ここを読んだ時、彼に同情した自分が怖かった。自分の命がもう少しで消えるなら、と、思ってしまった。
分かるような気がすると、ページをめくる自分に吐き気がした。決して、物語に入り込んでいるのではなく、自分がいつも心の奥底にしまっている闇と同じ感情なのだと、そう分かってしまっている時点で、…。
余命僅かな2人の駆け引きが面白かったです。俺は女だけど、男女関係なく、どちらにも同情したり、共感したりする部分がある、非常にバランスのいい小説でした。いい小説なのでぜひ見つけ出して読んでみてください。
ネタバレになるので言えませんが、最後に出てくる大事な一言が、ぱっと聞くといい意味だなぁと思うんですが、言われた本人にとっては絶望の塊なのがエモかったです。私も同じようなこと言ってみたい。わら。
人を殺すって、どんな気持ちでしょうね。
私は、私とか俺とか言って申し訳ないね、私は、殺したいと思ったことは沢山あるけど、殺せないままいます。
じゃあなんで殺さないんでしょう。例えば罪の意識ですかね?
…罪の意識?はぁ?あほくさ。そんなことは殺す瞬間には無いんですよ。快楽殺人だと余計に薄い気がしますね。自分で例を挙げてみたものの違う気がするな。
俺は、よく分かりません。
多分牢獄にぶち込まれるのが嫌なんだと思います。殺した後に自殺するならいいんですよ。だから主人公に共感するんです。俺が誰かを、そう例えば、愛する彼を殺した後に、余命で死ぬだとか、自殺するだとか、そうして死ねるなら殺せるですよ。でも殺せない。
俺は死ねないから。
自殺出来ないから。怖くて。
人を呪わば穴二つ。
誰かを呪うなら、自分も呪われる覚悟が必要。
多分人殺しも同じなんじゃないですかね。殺していいのは、死ぬ覚悟がある奴だけですよ。だから俺はまだ殺せません。20になる前に死のうとは思ってるけど、それはあくまで 死にたい という 生きたい の裏返しの願望であるだけで、日によって生きたいと思う時もあるし、自殺する手順を組み立ててる訳でもないんですよ。
…何の話でしょうね。感想はどこにいったんでしょう。
少なくとも今日の俺は、生きたいなって思ってます。
この小説の主人公のように、自分で自分が制御出来ないというのが、怖い。
今日の私は生きたいと思ってるけど、明日の私は、衝動的に電車に飛び込んでしまうかもしれない。
そんなメンタルで、大人になっていいものかどうか。
悩みどころですね。
長々とすみません。
こんなクソみたいなページを開いてくれたあなたが、幸せになれますように。
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