きづき
「きづき」
人の群れ
高層ビル群
都会の景色に見下ろされ
僕は友と行く
過去の否定は
机上の空論
友を友と認めることが
現実にできた
ドーナツを
ご馳走してくれ
二人で言葉を交わす
僕の方が友を裏切る
そんな不安が
心の隅で疼く
怪しいのは
いつも僕の方だった
人を否定した暗夜は
現実で友と
ふれあうことで
目覚めのいい朝が
訪れた
お礼を考えるのなら
一肌脱ごう
身を粉にして親切にする
目の前の友に
何ができるか
自室に
こもっているだけでは
誰かを妄想で
貫こうとする
現実だ
外だ
世界だ
今こそ扉を開けて
心を換気しよう
心を解き放とう
いつかまた雨天の
憂鬱が来ようとも
気持ちは
青空のように
高く
広く
2021,3,27
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