第2話星の夢

「大切な人」の「死別」から2年が経ったあの日から「親族」とは、距離をおいて「音信不通」になった春に「仕事」を辞めて毎回「あの日の朝」に来たメールを「思い出している」夢の中では、幼少期に暮らしていた「児童養護施設」での「出来事」を「追体験」しているその「夢の中」では、「自分」に「欠けた」ものを体験できる夢の中では、「感情」が強く鮮明に「再現」される。2年前のあの日「大切な人」の葬儀で泣けなかった自分でも夢の中では、「感情」が「増幅された」と思うほどだ「夢の中」で「思い出」や「冒険」の楽しみを期待しながら毎日を過ごしている。そんな毎日でも楽しく過ごせていた「あの日」窓辺で育てている「植物」の周りに「霧」のような光が見えた最初は埃屈折した「光」と思っていたら「違う」という「声」が聞こえた「幼少期の虐待」から「幼児期から聞こえていた声」だと思いため息をついた「声」は、昔からうるさい位に「思考」に割って入ってくる「読書」をしてしると「読み方」を間違うと「そこは違う」という感じで「訂正」してくるので「高校生」の時は案外助かった特に「古典」と「物理」はその「声」に助けてもらえた「中学生」の時にその「声」に「名前」をつけた「アゾド」それが声の名前だそれからもアゾドは、うるさく「部屋」の片付けを命令してきたり時には、「横断歩道」を渡っていたら「避けろ」と聞こえて「わき見運転」の車を回避したりでなにかと助かっていた「霧みたいな光」も「人間にとっては不思議な現象だよ」と言ってそのまま「黙った」それから「植物の観察」をするようになった「光合成のため」に育てていた植物は「水と土が必要ない」と書かれていたとおり置いておくだけで成長したアゾドによると「植物の妖精」が「光の霧の正体」だと言うそのうち「家族の居ない僕」にとって「植物」が「家族」になった僕にとっての家族は、目に見えないけど声は、「聞こえる」不思議な生活になった「就職活動」では、アゾドが「履歴書作成の手助け」をしてくれて「志望動機」を考えてくれて助かっている他人から見たらいつも「1人」でも案外近くにサポーターとして「何か」がいるのが日常となっていた。

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