表と裏
左側通行には、左側に標識がある。
通り過ぎれば、標識の意味は終了する。
標識の背中は、やけに味気ない。
ひとの背中は、哀愁など漂わせる何かがある。
生き物と物体には、温度差がある。
標識の裏側は、やけに味気ない。
標識の表は、意味を表しているから派手である。
標識の裏は、意味がないから素材の地がむき出しである。
だから、標識の裏側は、やけに味気ない。
いいのかな?裏側も意味があっていいじゃない。
表を支える地道な裏方で。
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