学校にいる野良猫

「猫がいます」

「どこ」

「向こうの木の上です」

「ほんとだ……あの白と黒の柄はジャスティスだな」

「ジャスティ……?」

「そんな目で俺を見るなよ」

「だってダサいですもん」

「そう言うなって。そもそも、俺が付けたんじゃないし」

「じゃあ誰が?」

「さぁ?誰かが適当に言った名前が、広まって俺のとこにもきたってわけ」

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