木漏れ日のなかで

日の差し込む部屋で

私はまどろんでいた

夢を見たの

あなたの夢を見たの


雨の降る日は

ひとしずく ひとしずく

私の頬を流れていく


日の中で微睡んでいた

雨に濡らされていた


笑うたびに泣いて

泣き止めば

貴方が温かくて

また涙する


涙を拭いて

貴方の背中に腕を回すの

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る