第6話「俺だって昨日今日小説書きはじめたわけじゃないんだよ」

はじめて小説らしきものを書いたのは小学生だったと記憶している。もちろん原稿用紙だ。

それから中学生になったらルーズリーフに書いてた。

それからもワープロ買ったらワープロ(昔はワープロ専用機ってのがあったんだよ)で、パソコン買ったらパソコンで書いてた。

でもずっと読んでくれる人がいなかった。絵や音楽と違って気軽に友達に見せる聴かせるってのも難しいし。インターネットも普及してなかったし。


社会に出てからは日々の生活のほうが忙しくなって、なかなか書けてなかったんだけど。


ところがまあアテクシひょんなことから坂を転げ落ちるように底辺人間になってしまい(それまでもそんないい生活してたわけではないが)、失うようなものは全て失ってしまった。


残されたのが“書くこと”だったんや。


書いて公開するぶんにはお金かからない。頼るものは自分の脳みそのみ。


もう本当に、俺にはこれしか残されてない。


それで、小説をインターネットで公開するようにしたんだけど。


読まれないことには内容がどうとか以前の問題なんだよなあ。


そこで話が最初に戻るわけだよ!PVだよPV!


まず読まれないと。タイトル見てクリックされないと。そこからなんだよな。


で、カクヨムで驚いたのは、タイトルよりキャッチコピーのほうが目立つんだよ!色までつけられるようになってて。これは頭使うわ。


あとさ、なんでみんなタイトルそんな長いの?そらカクヨムもキャッチコピーに字数制限付けるわ。タイトルに字数制限あるのか試したことないのかわからないけど。


キャッチコピーさあ、吊り広告の見出しやまとめサイトの記事タイトルの要領なんだろうけど、小説だと書きすぎるとネタバレになるからそこが難しいよな。俺とか短編多いから特に。

うーむ。

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