神竜の旗のもとに

ノエル「神竜リヴァイアサンの旗を掲げろ!常勝無敗の証だ!」

リバイア「ニョロニョロ…」

ノエル「先代には及びませんが、この陣形はいかがでしょうか?」

リバイア「上手いね、君は本当に才能がある。天才だよ」

ノエル「光栄です。これでボナパルトとかいう紛い物を撃破してご覧に入れます」

リバイア「僕は何もしなくて大丈夫かな、昼寝する」

ノエル「はっ」

リバイア「ニョロニョロ…あ、ファランクス」

ノエル「バカの一つ覚えです」

リバイア「待て、恐ろしく完成度が高い。シーザーか」

ノエル「ガキとハゲ頭に負けることはございません、突撃させろ!」

バーサーカー「ぎゃおー!」

リバイア「あれバーサーカーじゃないか、止めろと言っただろう」

ノエル「え?バカ出すな!(この中で一瞬で見つけられるとは、やはり先代には隠し事ができない)」

使徒「え」

ノエル「どうかお許しを」

リバイア「それより敵だ、大魔王が合流したら返り討ちだ、ボナパルトを討ち取って離脱させろ。僕の予想ではあと10分で離脱しないと大魔王が来る前に離脱できない」

ノエル「大丈夫です、ボナパルトのバカは前衛に出てきました」

リバイア「待て、あれは陽動だ。味方と崖で攻めどころが少ない」

ノエル「傭兵ども!ボナパルトはそいつだ!」

リバイア「もう知らん」


ボナパルト「シーザー、ファランクスの指揮を頼むぞ。大魔王様が来るまで僕が遊撃を指揮する」

シーザー「承知いたしました」


リバイア「なんて子だ、わずか十歳でここまで見事に」


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