第6話 精神科医 斉藤学
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家族機能研究所(IFF)の代表、精神科医の斉藤学氏とはどういう人間なのかは僕は良く知らない。
IFFチャットにいた患者の証言では、さとるっちと呼ばれていて愛されていること、変態というか、異常な人、変わった人に興味を持ち、こよなく愛してる人らしい(笑)
異常心理の人間の解説者として、時々、マスコミに登場するくらいである。
家族機能研究所(IFF)は全国の精神科で全く治らない人々が最後にたどり着く場所だと言われていて、『心的外傷と回復』を書いたジュディス・L・ハーマンなどの家族療法というアプローチを取っている。
家族療法というのは簡単に言えば、家族の心の病が子供を歪ませるという考え方だが、幼児虐待ないし、育児放棄(ネグレクト)などに過剰適応するために子供の性格が歪み、それがその後の人間関係など上手くいかない原因になる。
ワーカーホリック、アルコール依存、恋愛、セックス依存、買い物、ギャンブル依存、家庭内暴力などの問題行動の背後に、実はこういう問題が潜んでいて、つまり、うつ状態を脱するためにアルコールなどに依存してる場合が多い。
斉藤学氏が『イガイガをむく』にも書かれているように、栗のイガイガをむく、玉ねぎの皮をむくのように、薬物、心理療法によって背後にある問題を徐々に解き明かしていく仕事が精神科医の仕事である。
だが、日本の精神科医の多くは薬を出してはい終わりなどということも多く、それではやっぱり、複雑に絡み合った心の問題は解決しない。
やっぱり、僕もそうだが、変態、頭のおかしい人をこよなく愛する感性が必要である(爆)
ある意味、これは僕の病なのかもと思う。
奇人変人、鬱病患者の話を聴くのは楽しい。
僕が生まれつき躁病体質で、6歳ぐらいにてんかんとかの発作があったのが起因してるのかもと思う。
脳の過剰電流がてんかんの正体だが、つまり、うつ病患者とペアになるとちょうどよくなるのだ。
僕にとっては鬱病患者が薬となりうるのだろう。
壊れたレコードのように、繰り返す祖母の話を15年間聴いた体験は楽しかった。
普通の人が同じことをしたら、気が狂うんだろうけど(笑)
おススメはしない。
専門家に任せた方がいい。
壊れたレコードというか、本当にそういう人の話を聴いてたら、何度も何度も同じ話をしてるようで、元に戻ってるようで、微妙にストーリーが変わっていくことに気づくと思う。
父親の姉も若干、ぼけてしまって、父の葬式に来れないというか、三人の息子が会社の経営で忙しくて送ってくれないというので僕が迎えにいったが、確かに話がループするけど、なかなか面白かった。
物語を聞くのは楽しいものだ。
『症状に隠されている本当のメッセージ』それを知るところから、問題の解決は始まります。しかし、通常それらを知るのは本人だけでは相当困難なことです。斎藤学ネットグループカウンセリング
https://twitter.com/iff_co_jp/status/968014019171766272
心的外傷と回復【増補版】 TRAUMA AND RECOVERY New (2nd) Edition
https://www.msz.co.jp/book/detail/04113.html
2018/03/03 10:00
https://ncode.syosetu.com/n3020ep/6/
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