明日に

朝に

肺が死ぬ

昼に

腹が死ぬ

夜に

体が死ぬ

残念ながら上を見たい

歩く時

朝は、前を向く

昼は、机を見る

夜は、布団に入り携帯電話をいじる

少しずつ時間が変わっていく人がいる

良い人でも悪い人でもない

穏やかに、たおやかに、倒れてく

他の人は突然と言うけれど

きっと、そういうものだと思うのだ

そうでなければ、人間はとっくの昔に死んでいる

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