詩 嘘と欺瞞

粘膜が痛くて、絶頂を演じるように

僕らは痛みを嘘に変える


ただ温もりを、引き留めるだけのために

僕らは痛みを欺瞞に変える


痛みを代償に得られるものは、本当に嘘では無いのだろうか


僕には見分けが付かなかった。

彼女はさらに欺瞞に変えた。


どちらが本当か僕には見分けがつかない。

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