異世界転移 35話目
「帰ってきた、俺はこの地に……帰ってきたぞ!」
「うるさいわよケン!」
「ご、ご主人様、もうみんな寝てますから……。」
国王への報告を終え、やっと寝室(⬅️ここ重要)に帰ってきた俺達。
そう、今夜こそクリスとミラーナを美味しくいただくのだ!
「って、あれ?」
寝室に入ってきたクリスとミラーナを見てビックリ、寝間着を着ていたのだ。
しかも冬用の厚手のやつである!
「よし、脱ごうか?」
「脱がないわよバカ!」
「ご主人様、さすがにそれは……。」
な、なんでだ!? クリスは例のエッロエロな下着で待っててくれたんじゃないのか?
ミラーナは俺と結婚するために初夜(逆である)をするんじゃ……!
「な、なんで? 今夜こそ3人でエッロエロな夜を迎えるんじゃ!?」
「あ、あなたね! ……よく考えたら、婚前交渉なんて貴族の私がしてバレたらまずいでしょ?
だからね、ちゃんと結婚するまで……待ってて?」
「わ、私も我慢します。
正妻のミラーナ様が子作りを出来ないのに……私がするわけにはいきません!」
「………………。」
正直意味が分からん、俺は2ヶ月も我慢して家族のため、自分の欲望のためにテクタイトと殴り合い、フェリクス達と殴りあってきたのだ。
なのに結婚前だからダメ?
なんだ、新手のギャグか?
……よし、押し倒そう!
「ケ、ケン? なんか目が据わってるわよ?」
「ご、ご主人様? すごく嫌な予感がするんですが……。」
覚悟を決めた俺から不穏な気配を感じ取ったのか、クリスとミラーナは手を取り合いながらジリジリと俺から離れる。
だがBランクの冒険者の俺から逃げるには、距離が足りなすぎるぜ!
よーし、選択肢カモーン!
➡️3人仲良く川の字で寝る。
一人寂しくモンモンとした夜をすごす。
出家して修行僧になる。
失せろ選択肢!
俺は選択肢は無かったことにして、クリスとミラーナに襲いかかるのだった!
「いただきまーす!」
「へ? ちょ、ちょっと!?」
「い、いただかれちゃいます!」
驚くミラーナと驚いたフリをするクリス2人をベッドに押し倒し、素早く服を脱がしていく。
王宮に行く前にも見たが、ミラーナは本当にプロポーションが良い、ボン、キュ、ボン! って言うのではなく、ポン、キュ、ポン。っと言った感じでちょうど鷲掴むのに良い大きさなのだ!
この違い、分かってもらえるだろうか?
対してクリスは、ちょうど手の平から少しはみ出るほどの大きさで……な、なんじゃこりゃ!?
「な、なんじゃこりゃ!?」
おお、心と口から同じ言葉が! これが心技一体ってやつか!?
なぜ俺がここまで驚いたかと言うと、服を脱がしたら例のエロい下着を着けていたからだ。
「そ、その格好は……。」
「き、着て待ってると、言いましたから……。」
「あ、ありがとうございます!
クリス様、本当にありがとうございます!」
クリスの言葉を聞いて俺は、思わず土下座しながら感謝の言葉を捧げていた。
「……ちょっと待ってなさい!」
それを見ていたミラーナは突然立ち上がると寝室の隣に備え付けられた、ウォークインクローゼットに走り込む。
そして数分で戻ってくるとその体には……。
「……ここがパライソか?」
色違いのクリスとお揃いの下着を身にまとっていたのだ!
クリスが魅惑的な黒のネグリジェに、黒の下着を身に付けていて。
ミラーナは情熱的な赤のネグリジェに赤の下着を身に付けている。
そしてこのネグリジェと下着は……スケスケだったのだ!
クリスに以前に見せて貰った裸ネグリジェの破壊力も凄かったが、その下にスケスケエロ下着を身に付けたこの破壊力は何なのだろうか!?
いくら透けているとはいえ、ネグリジェと下着を重ね着しているので色々と見えづらくなっているのに、俺のスウェーデン鋼並の強度を持つ理性すら、砕かれそうなのだ!(もとから砕けている)
なんて風に固まっていると、ミラーナが不安げに聞いてきた。
「ど、どうなのよケン、クリスよりも良いとは言わないけど……負けてないでしょ?」
はい、もう色々と無理です。
「今夜は寝かせーん!」
「ま、またぁ?」
「キャー♪」
今度こそ2人をベッドに押し倒し、まずミラーナにキスをする。
「ま、待って、私初めてンウゥ!?」
ミラーナが何か言っていたがもう我慢の限界なんぞ粉々になって宇宙に飛んでいってしまっていたので、一気に初めてを奪うと軽いキスではなくディープキッスを続ける。
最初は目を見開き驚いて少し抵抗していたが、舌で無理矢理に口を開かせてミラーナの口内をいいように蹂躙しているとミラーナの抵抗も止み、ほんの少しだがミラーナも舌を絡ませてくれるようになって、ミラーナ自身の顔もトロンとした顔になってきた。
隣ではクリスも顔を赤らめて興奮している、そこでミラーナを右腕で抱いたまま顔を離すとそのままクリスも左腕で抱き寄せキスをする。
ミラーナが名残惜しそうにしていたので、ミラーナの胸を右手で揉んであげると恥ずかしそうに身をよじる。
そしてそんなミラーナを見つめると、覚悟を決めたのたかミラーナは軽くうなずく。
そして俺はそんなミラーナを、ベッドに押し倒したのだった。
外が明るくなってきたな……。
ミラーナとクリスと濃厚な一夜を過ごしていて気がつくと、部屋の窓の外が明るくなってきていた。
そして息を荒げながら俺に左右から抱きついているミラーナとクリスを見ていて思い出したことを告げる。
「そうだ、2人とも来月になったら買い物に行くから、フェリクスもその頃には帰ってくると思うし、そしたら俺達とフェリクス達とで色々と買うから2人も欲しいものが有ったら言ってくれな。」
「ハァハァ……ケ、ケン、買い物に行くのにフェリクス様達を待つの?」
「ハァハァ……ご主人様、生活用品なら私か父に伝えてもらえれば買ってきますが……。」
そう言いながらますます密着してくるミラーナとクリス、そのためますます密着してくるオッパイの感触の楽しみながら伝える。
「ちょっと特殊なものも買うからな、フェリクス達と後々揉めないように皆で行こう。」
「? そう言うなら良いけど、フェリクス様達はすぐ帰ってくるの?」
「ああ、俺が向こうを出る時にフェリクス達も出発したから、1週間位で帰ってくるんじゃないか。」
「ならその頃に馬車や護衛が来るように手配をしておきます。」
話が終わると俺はミラーナのお尻を揉みながら、俺の体の上に持ってくる。
「な、なによケン?」
「ああ、話も終わったし……もう一回戦な。」
「ちょ! や、やん!? お尻を揉まないで!」
「ご主人様……私も……。」
「ああ、クリスもおいで。」
こうしてフェリクス達が帰ってくるまでの1週間ほど、俺達は王都の屋敷でエロエロに生活したのだった。
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