【ササキ戦記】3 【真珠湾砲撃】
第三話【真珠湾砲撃】
ヤマモト長官の指揮の下、機動艦隊が主力艦隊の低速にあわせて航行しながらハワイの真珠湾を目指していた。
ヤマモト「ナガノ総長に直談判して正解だった。いくら主力艦隊だろうが、制空権のない艦隊は無力であることがおわかりでない」
この作戦は、航続距離との戦いでもあった。各所で給油する手筈が組まれたが、その最中は極めて無防備になってしまうことが予想されていた。
ともあれ真珠湾砲撃作戦は開始された。
ササキ「総員合戦準備‼️」
ササキの『大和』を始めとする主力戦艦が現れたのを米海軍が認識し始めていた。
ササキ「砲撃始め‼️」
この日の為の猛訓練の成果を乗組員は遺憾無く発揮した。
それをなし得たのは、ヤマモト長官率いる機動艦隊の制空権確保と艦載機による航空攻撃の成果でもあった。
ハワイ基地に痛撃を与えたと認識する迄手を緩めないヤマモト長官、ヤマグチ少将らをナグモ、ウガキ提督らが説き伏せて、引き上げとなった。
帰路、給油中に敵潜水艦の襲撃を受けるも駆逐艦による哨戒による迎撃に成功し、無事に母港に帰港した。
まだ、戦争は序曲が始まったばかりに過ぎない。
つづく
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