第6話 君と物語のかけらへの応援コメント
シーグラスをよい感じに使った少し寂しいお話でした。陽子の素性がかなり謎ですからね。
あと、プロットを意識するあまり、展開を急ぎすぎた感じに思えました。
海斗がお客様をやめた理由が陽子との出会いからきた方がいいかなぁと感じました。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
やっぱり後半走りすぎですよね
ちょっと練りが甘すぎました
第3話 お客様な僕らへの応援コメント
おじいちゃんとおばあちゃんがいいですね。お魚のフライにつみれ。飯テロ!
作者からの返信
すいません。
単に私の好みです。
あと、揚げ物はどんな魚でも食べやすいのが素晴らしいと思います
編集済
第6話 君と物語のかけらへの応援コメント
劇的ではないけれど、静かに、確かに地に足の付いた一歩を踏み出した。そんなお話に沿った、血肉のある書き方でいいなあ、と思いました。
また、章立てというか、各話の切り替えに合わせてた次のシーンへの切り替えがとてもスマートで手際が良くて、映画のカット割りみたいな印象を受けました。
少しの後悔も残るけど、いつか青春を振り向いた時に心に浮かぶ夏のひとつ、そんな物語で面白かったです。
作者からの返信
ありがとうございます。
劇的な展開というのがあまり得意じゃなくて、淡々としがちなのが悩みです。
シーンの展開が上手くいってたなら嬉しいです。
第6話 君と物語のかけらへの応援コメント
>何一つ始まらなかった、何一つ終わらせなかったあの夏の、物語以前の僕たち
海斗自身が語っている通りのお話ですね。ただただ美しい筆致と場面を楽しむ。
ゆうすけさんが純文学系っておっしゃってますけど。純文学の定義って難しいけど、私は単純に「ストーリー性とエンタメ性を剝ぎ取ったもの」と考えてるので、こちらはそれに即していてそう評されることに異存はないです。
企画の意図を真っ向から受けた作品ですね。筆致を競うって本来こういうことなのですけど、それじゃあ面白くなくなってしまうところが悩ましいです(苦笑)
とても丁寧で素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
いくつかのシーンが浮かんで、そこをつないでいったらこうなりましたという感じです
物語として背景をちゃんと作り込むともっと長くなったと思います。
陽子の背景は全てブラインドのままですし
もうちょっとストーリーも整えられたら良かったのですが、そこは実力不足です
第4話 シーグラスのクラゲへの応援コメント
私の世代はガラス石って言います(笑) シーグラスって呼び名を代えるだけでとってもオサレ感。ピンクっぽいのもなかなか見つかりませんよね。
プレゼントのお礼に秘密の場所にっていう流れがとても自然。ここ、みなさん苦労されたところだろうけど、こちらはストーリーにしっくり溶け込んだ流れになってて感心です。
作者からの返信
ありがとうございます。
なんかこれしか思いつきませんでした
第3話 お客様な僕らへの応援コメント
こういう家族の会話、いいですね。
名づけの意味とか、生まれた時のこととか、繰り返し話してくれるのは愛情のある良い両親なのだろうなって感じます。
ちなみにうちの子も、耳とか頬とか毛むくじゃらで、猿を産んだのかとびっくりしました。そうだよなあ、人間て元は猿なのだよなあ、と妙に納得。
おじいちゃんの反応が気になりますね……ドキドキ。
作者からの返信
生まれた時は毛むくで、しばらくしたら寝ハゲとか、結構面白いですよね。抱っこされてる赤ちゃんの寝ハゲが見えてるのとか、妙に可愛くて好きです。
編集済
第6話 君と物語のかけらへの応援コメント
純文学系きらりですね。
控えめな抑揚と豊かな筆致で淡々と二人の様子が進む、とても文学的なお話だと思いました。私はこういう文体には強く憧れます。
いろいろ強い刺激で特異性を出す参加作品の中にあって、とても美しくまとまっているなと思いました。陽子の正体を曖昧にしたのも、この展開では納得でした。
ただ海斗の背景をかなり細かく作り込んであるため、陽子の存在背景はもう少し明かしてあった方がバランスいいかな、と思います。
ちょっと存在感薄いですよね。もし狙ってらしたのならごめんなさいです。
作者からの返信
お題を読んで、浮かんだシーンをつないだ感じになってしまいました
陽子の背景は書き込むバランスが難しくて、結果的に薄くなってしまったといいますか。
ちょっと急いで書きすぎたかもしれません。
第2話 僕の事情への応援コメント
>髪の色素は薄くて肌はよく焼けているので、全体になんだか薄茶色っぽい印象だ。
ここ、陽子のイメージがすっと浮かびました。薄茶色。なるほどですよ。
そして以下の会話。自然なのに印象的で素晴らしかったです。
>「僕は海斗。海に北斗七星の斗。」
「海の星?ヒトデ?」
そう言われてびっくりした。名乗ってヒトデだなんて言われたのは初めてだ。
「初めて言われた。」
英語の凧なら言われ慣れているけれど。
「だって海の星ってヒトデだよ。」
そう言われると確かにそうなんだけど、名付けた親も気づいてないと思う。
作者からの返信
この会話はするっと出てきてくれました。
知り合いに実際に海斗がいますが、今までクラゲは思いつかなかったんですけれど。
第1話 海を纏う彼女への応援コメント
冒頭から素晴らしいと思いました。「ぽてん」。そして「海を纏っているみたい」。とても気持ちよさそうなのに、健康に問題があると。
最後から二行目の「波に寝転ぶ。」も印象的なフレーズでした。
文章とストーリーのバランスがとても良いように感じられ、続きが楽しみです。
作者からの返信
ありがとうございます
とりあえず完結させるようがんばります
第6話 君と物語のかけらへの応援コメント
こんばんは。はじめまして。
遅ればせながら、読ませていただきました。
丁寧に綴られたお話は、ふたりの関係のようにあっさりと、なめらかで、わたしは心地よく読みました。
わたしの好みからすれば、陽子の状況の詳細は、もっとあやふやでもかまわないくらいでした。
が、わたしは一般の読者とズレているので、ご参考にはならないかも。泣
視覚に訴える描写が多めで、かつ効果的でリアルな点も、わたしの嗜好に合ってしまって、うれしい気持ちで読み終えました。
他の読み手のみなさんのご感想は、みなうなずけるものばかりで、わたしはヘンなことしかいえませんが……。
陽子のキャラクターは意外にリアルだと感じていて。
これは想像ですが、多くの若い読者はもっとツンデレで、あるいは明るくて、あるいはもっとわざとらしい人物を欲しているのかもしれません。
(わたしの嗜好と反対方向を考えると、そんなふうに推測されます。笑)
お客様ではなく、当事者になるには、恥をかいても失敗しても現実になにかをやってみなければならない。
海斗はひとつ成長したのだと、読了と同時に満足したわたしです。
陽子と過ごした時間がそうさせたのであれば、もっと彼女との交わりがあっても良かったかとも思います。
もうあと一文でも。
個人的な願望を書いてしまい、すみません。
とても良かったです。
ありがとうございました。
作者からの返信
丁寧な感想をありがとうございます
そう、やっぱり後半走り過ぎました
もう一話ぐらい挟むべきだったかもしれません