抗う果ては…?

『好き』って言えなくて


距離をおき過ぎて見えなくなった


『さよなら』さえも…


最低だ


『ただ側に居て欲しかった』


『迎えに来て欲しかった』


そんな言葉要らないから

私に期待しないでよ


いっぱいいっぱいだったのに

盲目ならないで


ここに居た

ここに居てた のに

何も見えなくなったのは私の方か


あの人の影だけを探して

あの人の面影だけを思い出して

ほらまた切なくなって

寂しくなってる


馬鹿だよ

吹っ切りたいのに吹っ切れないでいる


だって似てるんだもの

運命だなんて思いたくない

運命《さだめ》だなんて想いたくない


現実では私を苦しめる

こんな現実要らない


こんなの望んでないから

ただあの頃に戻れるなら戻りたい


全てを殺して私も死にたい

あの頃で時が止まるなら本望だ


あのまま あの時のまま

私は死にたい


あの時の あの気持ちのまま

ただ君を愛したまま


ままごとでもいい

今の自分と会わないから


今の自分は最低だ

こんな自分になるなら

あの時のまま死にたかった


なぜ…生きたんだろう

なぜ…生きてしまったのだろう


今からなんて遅すぎるよ

馬鹿みたいだ…

あの時のまま死にたかった……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る