第88話 謎の少女の正体は?(12)
『うそではない。本当だ……』と。本来ならば、籍の口から不満が漏れてくるところなのだが。英雄色を好むではないが、基本籍は女性には優しい、どころか?
籍自身に尽くしてくれる女性に対しては、頭があがらないところもある。
特にこの秦学園のお姫さまは、なんだかんだと言いつつも、籍には呪いの篭った? ゲームだけではなく他の物──。
そう、彼女は籍に、良く飲み物──。日本メーカーのスポーツドリンクや、己の国、中国四千年の歴史ある栄養ドリンク剤などを籍へと差し入れ、では終わらずに。ランチの差し入れや午後三時のおやつにと、飲茶などの用意もよくしてくれる目配り、奉公、尽くすことができるお姫さまなのだ。
だから日頃お世話になっている籍は、絶叫交じりで、己の膝の上から、優艶な桃尻ちゃんをどかして頂けないか、お姫さまぐらいしか申すことができない。
また申すことができないと胡亥(こがい)自身も知っているから尚更、というよりも?
お姫さまは強引に籍に膝若しくは、横に座ろうと試みる。
でもさ? 先程胡亥(こがい)姫さまの容姿を思い出せばわかる通りで、この秦学園の女性徒の制服のスカート丈が極端に短い使用となっている。
もう? それこそ? 男子生徒達から見れば、楽園のようなこの学園──。
男子生徒自身が、己のお気に入りの女性徒の下着──。パンティー若しくは、スキャンティーを覗き、中身を確認しようと思えば? 彼女達が移動の最中──階段を上がる後ろについていき、上を覗けば、『あら? 不思議? 水玉、横縞、猫ちゃんに熊ちゃんと、カラフル、色とりどりなスキャンティーを覗き、確認ができる程短い仕様になっている。
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