#025 「コウモリの話」
芳賀さんは昔、バイトの帰り道に街灯の光の周囲を飛んでいるコウモリに向けて戯れに石を投げたことがあったそうですが、その一投を見事直撃させ、逆にビックリしてしまったそうです。
しかもコウモリはそのまま落下してきて「ドサッ!」と予想以上の音を立てたので、いよいよ芳賀さんは肝を潰して全力ダッシュでお家に帰りました。
翌日、出勤時に確かめてみたところ、落ちてきたコウモリは影も形もなくなっていました。
・・・ドラキュラみたいなのになって復讐に来るんじゃないか、と。しばらく本気で怖かったといいます。
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