世界線
例えばさ、僕らの世界線は1つなのかな。
もし本当にパラレルワールドが存在するとして、それは果たして本当に平行世界なのかね。
人間てのはありとあらゆる場面で選択し続けるじゃないか。 仮に、すべての選択枝が2択であるとして、今この世界線では、先に出てきた選択肢をいついかなる時も選ぶとする。そのときさ、分岐の分岐のさらに分岐の果てはすべてにおいて後者を取っていることにならない?
その世界線の僕は果たして僕と言えるのかな。価値観や考え方なんてもん、この世界の僕とは全く異なるんじゃないかい? でも、きっとそっちの世界の僕は僕であると認識してるんだ。
まあ、詰まるところ世界線の異なる僕を突き合わせないことには分からないってことだね。それにこの世界線がパラレルワールドでは無いとは言いきれないしね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます