女王様の逆襲

白美人

プロローグ〜有栖サイド〜

私は、みんなが思ってるほど弱くもないし、大人しくもない。


私が演技をして、みんながいじめて、私が反応をして笑っている。


私のは演技なのに、みんなが騙されているのが快感。


ある日、主犯格の美姫が「女王様ゲームをしよう?」と提案した。


私は心が読めるから、美姫が女王様になって、みんなで私をいじめようとしているのが分かっていた。


私が心を読めることも、魂胆が見えてることも知らない美姫は、ニヤニヤしていた。


本当の女王様になるのは、私なのに…


これは、私が凄惨な復讐をする話。

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