遅咲きの花
私が行く所
私がすること
どんなにつまらなくてもあなたは楽しそう
すごく救われているの
私つまらない人間だから
いつもピエロしてないと不安だから
何度も何度も裏切られてきたから
燃えるような危険な恋なんてそんなものがなんだっていうの
陽だまりの中で小さな種からゆっくりそだつ恋だってあるの
私にはそれが必要なの
熱く熱く燃え上がってすぐに燃え尽きてしまう恋なんかより
ゆっくりとゆっくりと うんざりしてしまうくらい
時間をかけて成長して 大輪の花が咲く 恋がいい
しわくちゃになった私とあなたで
その大きな花の下に立つ
私たちがしんでしまっても
どうか枯れないでと ねがいつつ
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