第27話○○テクノロジーに注意
パラワン島では停電する事が多い。多い時には週に2度3度。いい時は1ヶ月位停電が無いが、停電の理由が笑ってしまう。ネコが送電所に入って感電したとか、ヘビが変圧器に絡まっただとかだ。
先週はパワーショベルが誤って電柱を倒した為に4時間も電気が止まった。みんな停電には慣れているので慌てず騒がず。
ウチには幸いにも発電機が有るので、停電しても生活は普段と大して変わらない。発電機の音が煩いだけだ。
停電が多いのは承知の上だったので、送電が止まったら発電機に切り替えて、家中の電気を使えるような配線にしておいた。
但し、発電機が1kw 迄しか使えないので、エアコンと冷蔵庫を同時に使うことが出来ない。発電機を使用時にエアコンを使いたい時は冷蔵庫のコンセントを抜く。シャワーのヒーターも使えない。4kw以上の大電流を使うのだ。まあ、暑いので水シャワーでも問題ないのだ。
送電が開始されると配電盤のライトが知らせてくれるが、ライトを見るまでもなく、近所から歓声が上がるのですぐに分かる。
発電機に限らず、フィリピンで機械ものを買うときは、必ず作られた国を調べること。メイドインジャパン、メイドインUS、メイドインジャーマニー。
絶対に選ばない方がいいのは
「ジャパン・テクノロジー」
「アメリカン・テクノロジー」
「ジャーマン・テクノロジー」
「ブリティッシュ・テクノロジー」
これは全部中国製。初めは調子良く動いていても、壊れるのが早く、修理が大変。何が大変なのかと言うと、まともな修理屋がない。
サービスセンターが有るから大丈夫と言うが、そのサービスセンターなる所に行くと驚く。
昔の自転車屋の様な雰囲気の所に、壊れたテレビ、冷蔵庫、ステレオ、芝刈り機、洗濯機・・・機械と呼ばれるものがメーカーを問わずに何でも山積みになっている。
自分で修理出来ない物は新しいのを買うのが正解。特にエアコン。3年持てばいいと考えて、それを過ぎて調子が悪くなったら新品に交換!
以前、セパレート型のエアコン修理に修理屋を3回呼んで、合計で2万ペソ近くを掛けて、それでも完全に治っておらず、結局諦めて新品を買った人を知っている。
ウチのエアコンはパナソニックの一番小さい一体型。10000ペソちょっとで買えたので、3年使えれば、年間3400ペソ位の使用料。それで快適なら高くはないと思っている。
扇風機とエアコンはとても大事。熱中症にならないように。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます