第369話 2022年10月10日(月)

 一日に愛猫と接する時間は短い。

 わたくしが調子悪かったり、眠っていたりするときに限って彼女はかまってほしがるからだ。

 今も足に脚でちょいなちょいなと触れてくる。


 生活サイクルが異なるのでいつもはかまえない。

 しかし、今日おどろいたのは、母が塩素系洗剤を使い始めたとたん、キッチンの出入り口まで行っておすわりしてわたくしを呼んだこと。

 愚鈍なわたくしは「餌は残っている」「さてはちゅーるか」と思い、サプリも混ぜて与えたが、彼女はちょっと残して一階に降りようとし、わたくしの方を見つめた。


「ああ、ブラッシングか」と思い、合計10分ぐらいはマッサージをしたと思う。

 だが、わたくしが席を外すと呼びに来るので、もしかしたら塩素系洗剤から救ってくれようとしているのかも。

 なんて、幻想かなw

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