　スコちゃんが寝ているのを見ていると……私も眠くなる。

　そいで、寝てしまう。

　だけど、午後三時過ぎるとスコちゃんが目覚めたのか、長椅子でみじろぎするのが聞こえる。

　覚醒。

　どくんと心臓がはねる。

　起きなくちゃ。

　でも、眠い。

　目をつぶったまま、また歩こうとするんだけれど、スコちゃんが足元に絡みついて脚、踏んじゃう。

　いけない、しっかり目ぇ開けないと。

　確かに眠いのだけれど、それほど苦じゃない。

　スコちゃんの餌やり。

　そうすることが自然であるかのように、スコちゃんと私、部屋に入っていき、餌をやり、餌を食べる。

　完全に心臓に支配された行動。

　超自然的な感覚。

　もしかすると、私をあやつっているのは……まあ、まさかよね。

　ね、相棒……。

2020/07/23/木。

（あ、スコちゃんが眠り始めたら、また眠くなった……おやすみです！）

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