第227話 2020/06/12/金 すやすや~~。

 彼女もお腹が空いて目が醒めるのか、午前四時十五分ごろに動き出す気配がする。

 私も程よい緊張感のもと、起きだしてパウチの封を切る。

 ウェットフードはじきに尽きるけれども、モンプチがある。


 味を覚えててくれるかな。

 もともとスコちゃんが食べたがっていたモンプチ。

 多分パウチが四袋/日なので、単純に考えてカリカリは80ccとか、そのくらいだろう。


 本当かな、大丈夫かな。

 おやつもあげて、大丈夫かな。

 ちゅーるもまた復活かな。


 あー。

 考え事をしてたら、スコちゃんがトコトコやってきて、視界のすみに丸くなって寝ている。

 わたくしはもう、寝るといつ起きられるかわからないので、コーヒーで覚醒するつもりだ。


 スコちゃんはね、昨日もかわいかったし、今日もかわいい。

 体重は心配だけれど、食事前に測ると、コンマ四キロ減って、5,1キロ。

 なんとかなりそうだ。


 代謝が活発なうちにダイエットさせないと、年寄りになってからではたいへんだ。

 大丈夫だぞスコちゃん。

 まだまだ、間に合う!


 またズルズルと骨盤矯正シートから、はみ出しちゃうとこなんかおかしくて好きなのだ。

 面白写真が撮れそうだけど、このごろ画像を撮ってない。

 スコちゃんが、本当に自然に私のそばにいるので、その空気を壊したくない。


 楽しい。






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