第112話 2020/01/20/月

 はっ、今日もエアコンが作動しない!

 と、思ったので19日、許しを得て、リビングで眠ることにした。

 スコちゃんはソファに敷いた、ひざ掛け毛布の上で、好きなだけヘソ天をしてくれて、見ているこちらが極楽だった。


 リビングには、スコちゃんが入ろうとすれば突進一つで中に入れるが、ドアを閉め切っていると、中からは出られない。

 それなので、キッチンの引き戸を少し開けておいて、部屋のドアも開けて、餌場にモンプチとロイヤルカナンを用意しておいた。

 要は置きエサなのだけれど……。


 スコちゃんがお腹を空かせているときに、私が起きなかったらかわいそうなことになるので予防措置だった。

 ところでさっそく、日付が変わる頃にスコちゃんは部屋へ行ってカリコリエサを食べていた。

 それでもまだまだたくさんあるからね、安心してね。


 そして、リビングに戻ってきたら、スイッチの切れたこたつに入りこんで、私の足の裏にさわさわ触れる。

 かーわいいぞぉあー!

 ということで、眠れない夜を過ごしたのだった。





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