私の日常

味噌煮込み白木

睡眠

起きた。体が鈍って思うように動かない。


窓から刺す日差しが随分と傾いている。どうやら夕刻のようだ。


嫌な事があるとスグに眠りの世界に逃避する。現実と向き合えない何よりの証拠だ。


頭が重い。このまま眠り続けてしまいたい。微睡みの中、何も考えずに生きていきたい。


その願いを口にするでもなく、だらしなく立ち上がった僕は洗面台へと向かった。今日も今日は来る。明日も今日は来る。


ふざけるな、勝手に決めやがって。誰が一体なんの目的でこんな惨い事をするんだ。


誰にぶつけるわけでもなく、頭の中で激情と激情をぶつけ合った。

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