三分間散文

誰かに必要とされたい

そんな言葉を吐き出す僕を

誰も必要とはしてはくれない


傷ついた自分をみせることで

誰かを傷つけてしまう僕は

本当は傷ついてなんかいない


わからない

考えても

ふりかえっても

誰かにきいてみても


幸せに過ごすとは


なにもないこと

独りでいること

それはなんとなく違う気がする


自分の努力だけで

幸せは手に入れられるものなのか

だとしたら

今の自分には努力が足りていないのか

でも何を努力する


どんなに辛くても泣かないこと

どんなに苦しくても吐かないこと

どんなに痛めつけられても

ずっとこの場所にいること


違う






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