詩たち
東
グレイ・ワンルーム・ディスコ
白熱灯はミラーボール
フローリングはダンスフロア
散らかるゴミはオーディエンス
色あせた一畳間
めまいはステップに変わる
頭痛はビートを刻む
酔ってるだけさ おかしくないよ
濁りきった一畳間
グレイ・ワンルーム・ディスコ
灰色の一畳間で踊れ
グレイ・ワンルーム・ディスコ
灰色の一畳間で踊れ
夜の灯りが街を照らすさ
その光はひどく優しい
この部屋はギラギラするんだ
焦燥の一畳間
きっと全て良くなる
踊ってりゃ大丈夫
イカれてないぜ 普通なんだよ
普通ってなんだよ
いつかあの空の中
天使のように飛び立ち
新たなシミが また一つ増える
夢は生まれないこと
グレイ・ワンルーム・ディスコ
灰色の一畳間で踊れ
グレイ・ワンルーム・ディスコ
それでどうなるってんだ
君の声が消えて
意識はぷつり途切れて
それでも踊り続けろ
それでも踊り続けろ
血みどろの手を伸ばして
景色はぐるり回って
それでも踊り続けろ
それだけが唯一の
グレイ・ワンルーム・ディスコ
灰色の一畳間で踊れ
グレイ・ワンルーム・ディスコ
あともう少しだから
グレイ・ワンルーム・ディスコ
灰色の一畳間で踊れ
グレイ・ワンルーム・ディスコ
灰色の一畳間で踊れ
すべて灰になるまで
灰色の一畳間で踊れ
灰色の一畳間で踊れ
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