飲物

 学校に行く前に、同級生と示し合わせて飲物を自販機で買い、それを飲みながら登校するという一時的な習慣があった。同級生はリアルゴールドを買い、私はとある甘いコーヒーを買っていたのだが、現在は手に入れることが出来ない。名前も覚えていないが、なんとなく全体的に白色だった気がする。軽く調べたが、ジョージアのルカフェかもしれない。もちろん、校則で買い食い(食ってはないが)は禁じられていたので、その辺の背徳感も含めて味わっていた気がする。


 これは登校、つまり行きで飲んでいたもので、帰りは主にチェリオだった。今でこそあちらこちらに自販機があるが、当時は学校の近くにしかなかった。或いは、行動範囲が狭くて知らないだけかもしれないが、まあ、存在を知らないのは無いのと同じ事だろう。主に日本のサイダーを飲んでいた。


 その後は自販機で飲物を買うことに、特別な意味を見出せなくなっていたので、自販機関連の思い出は無いが、飲物単体ではまだまだある。


 ほぼ同時期だったと思うが、キリンの黄金鉄観、キリンの泡、コカコーラのホットジンジャーなど、私が気に入ったものはすぐ消えてなくなってしまう。


 書いていて思い出したが、ティーソーダと言うものもあった。検索してみたが、それらしいのが出てこない。午後の紅茶ではなかったと思うのだが。

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