迷文集

石嶺 経

迷文

 迷文をネットで検索すると、全く意味の分からない文章、見当違いだが少しは面白い所のある文章と、解釈に差が有り、早くも迷っている。迷文そのものが迷単語である。

 面白いところが有るかは分からないし、私が判断するところではないが、意味の分からない文章や見当違いの文章なら大得意だ。雑、駄、散、悪と続けてきたこの文集だが、今回は取り分け意味不明な文章を綴っていきたいと思う。

 ……などと大見得を切ってみたものの、実際のところ何を書くか全く決めていない。まあ、事前に決めていては意味の分からない文章は書けないので、それでいいか。

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