不器用賛歌

プラナリア

長めの序章 ~全ての不器用な皆さまへ~

ふと思い立ってこんなものを書いてみた。

元になった詩がある。


〈家森百合子著「子どもの気持ちがわかる本 ~こころの安心の貯金通帳」より〉


「不器用は本当は宝もの」


不器用は本当は宝もの

ダイアモンドの原石


不器用だと一つのことに時間がかかるから

根気がよくなる


不器用なので人一倍がんばらなければならないために

努力家になる


不器用なため失敗ばかりしていると

失敗に強くなる


自分が不器用だと

失敗する人にやさしく寛容になれる


不器用で

人と同じ仕方ではできないので

工夫の精神が生まれる


不器用な子は

誰かに手伝ってもらわないといけないので

人に助けを求めるのが上手になる

そのおかげで

やさしく教えてくれる人を見分ける目をもてる

そしていつも

信頼できる人と出会う


だから

不器用を大切に育てよう


不器用は本当は宝もの

ダイアモンドの原石

ゆっくりていねいに磨いて

素敵な大人に育てたい


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私はとっくに大人になってしまったけど、

いつかこういう不器用になりたい。


※もともと近況に書いていた文章ですが、今更ながら序章としてもってきてみました。

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