第7話

何日…?

覚えてねえわ。



でもよ、最期まで俺のこの眼に焼きついてる。




あれは、悪魔が口から火の塊を吐いた時だ……


やつも飛びかかってな。



その火ギリギリで避けてよ、紅色の胸殻に剣を刺した…






ギュアアアアァァ…






すげえ声だったぜ?


俺もよ、殺った!って思わず叫んじまったよ!



それから邪龍は恨めしそうにな、やつを睨みながら飛んでったよ……


フラフラでな。



ありゃあ封龍剣だからなあ。どうあがいても……もう抜けねえだろうな。



そのうち命吸われて、邪龍もオダブツだろう。

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