第19話 日本の古典文学を愛するアファナシエフ

前回のアファナシエフのドキュメントについて、少し。


旧ソ連のから26歳で西側に亡命した彼は、粛清の嵐が終わって不気味な安定を保った時代に学生時代を過ごした。禁書の嵐で、なかにはプロコフィエフの伝記まであるのね。

日本の古典文学は対象にならず翻訳がいろいろ出ていて若いころ沢山読んだそう。学生どうし集まって徒然草順番に好きなところ朗読したりって。

きっと翻訳も良かったんだろうな。


「もののあわれ」に惹かれると言っていた。これは日本独特のもので、中国にもインドにもない、と。


「徒然草」読んでみたくなった。



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