世紀末剣士 「大丈夫だ、モフ達に問題は無い」
「夜通しの攻撃で効果は出ているみたいクマ」
そこにはクマ太とマッチョ商人、世紀末剣士、男根魔法少女、乳丸盾持ちの5人で円卓を囲んでいた、斥候からの報告によると明らかに前日より行軍のペースが落ちているとのことだった
「始めにクマ太達のモフ隊がやられたと聞いたときはどうなるかと思ったが、モフ達は正面きっての戦いよりもこういう戦いのほうが合っているみたいだな」
野戦による被害はモフ達に出ているそれは前回の戦いよりかなり多い、だが正面きっての戦いよりも明らかに効果がでていた
「面目ないクマ、モフ達にもっと力があれば・・・」
「いやクマ太達は全然悪くねえよ、モフ達にも得手不得手があるだけだ、こんな夜戦は俺達には到底無理な戦法だ、むしろこれはモフ達にしかできないオンリーワンな戦法でクマ太は胸をはるべきだ!」
「ありがとう世紀末剣士さん」
「そうね、本当にこの夜戦は効果的だった、けど考えないといけないのはこれから敵の足を遅めることはできたけど歩みは止まらないってこと、予定通りできるだけ敵の戦力を削りつつこのモフ町まで来た所で一気に叩くわよ」
男根魔法少女はそう強く言う、実際戦力はここにいる5人と多くのモフ達だけであった、ほかの人間は小僧達や商人で戦うことはできない、実際戦闘状態ときき何人かは下山していった
「次はやられないクマ!クマ太の鍛えた精鋭の剣と甲冑をはめた部隊でやっつけるクマ」
そういってクマ太は燃えていた、それを見て世紀末剣士は萌えていた、そうしてまた日が沈み夜となる
兵士達はテントを張り眠りにつこうとテントに入りだした、だがそこからの光景はいつもと違う光景となった
「見張りがいない!?」
その光景を見ていた斥候の小僧は訝しんでいた、昨日は同じように兵士が眠りにつくと見張りが数人でてきていたが今日は全員がテント内に入っていった
「見張りがもう昨日疲れ果ててするやつがいないのか?いやそんなはずはないだろう」
呟きその光景をしばし観察しているとモフ達の攻撃が始まった、しかし
ヒュン ポフ
魔法はいくつかのテントの数メートル前で消えた
「!?」
なんだあれは、そう思ったが魔法攻撃を行ったモフ側のミスかもしれない、そう思い観察を続けるとまたモフの魔法攻撃が始まった
ヒュン ポフ ヒュン ポフ
やはりだ、魔法はテントに届かずに消えていった、そうして数十数百の魔法を夜通し放ったモフ達だが全て魔法は遮られていった
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