　調査書の発行のため、数ヶ月ぶりに高校に行ってきました。

　イチョウの葉が色づいておりました。

　学校への道は、もう何も見なくても間違えることはないけれど、結局３年間ずっとケータイの乗り換え案内にお世話になっていた記憶。

　高校当時、満員の電車は苦痛でしかなく、自己防衛の手段として、ガラケーを取り出してぽちぽちと文字を打っておりました。

　これが今の創作活動の原点なんですよね。

　高３になって、心に疲れが溜まってきて、比例するようにケータイに文字を打ち込むようになって。

　あのとき、ちょうどカクヨム甲子園があって良かった。高校生という特権を今まで使って来なさ過ぎた未練もあったので。

　そんなこともあって、学校への電車内では、ケータイ取り出して文字を打ち込んでいないと落ち着かないものになってしまったようです。

　昨日までの日記をぼちぼち書いておりました。

　帰り道に、カワセミを見かけました。

　あの頃に比べたら、今はシアワセなんだろうけど、高校時代だって思ったほど悪いもんじゃなかったのでは、と、ほんのちょっとだけ思って、すぐに雨に流しました。

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