第29話
「私に愛を教えてほしい」
「今日は君の誕生日だから特別に二つ教えてあげよう」
「そう」
「一つはキスをしたいということだ」
「またそれ?」
「いいだろ別に」
「……んっ…………それで、二つ目は?」
「キスした後の、君のその顔を誰にも見せたくないということ」
「恥ずかしい事言うのやめて」
「耳まで真っ赤だよ」
「うるさい」
「好きだよ愛してる」
「うっさい」
「痛い! ローキックはダメだって!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます