物は言いよう、世は化けよう

@keiyama

プロローグ

はあ。。あの時もっとまじめに答えていればな なんて後悔をするが、時すでに遅しやってしまったものはしょうがない。


世の中そんなもんって割り切るしかない


とりあえず家を作ろうかな。。。





。。。





「おい,お主聞こえておるじゃろう」


なんだこのしわがれたばあちゃんみたいの声は。


「誰が婆だ殺したやろうか」


そういって急所を杖か何かでつつかれた。


「ふご。。」


前かがみになっていたがる。


いきなりなんだよ!


ほんとに


なんだこの変態、、


そして僕は何かを思い出す


そうだ僕トラックにはねられて死んだんじゃ?


嫌な予感がする


自分の手を見るとそれはあまりにも小さく8歳?位になる甥っ子の手ほどの大きさだった


なんじゃこりゃあ!


焦って前を見ると


そこにはしわしわでよぼよぼでへんた、、なおばあさん、もしくはおじいさんが、、、


空を浮かんでいた。








「あ、これは僕死んだな」


そう悟った。


だって目の前にいるしわしわで(以下略)が空飛んでんだからな


で目の前にいるしわしわで〈以下略〉は誰なんだ?


「うむ正気に戻ったようだの」


そうおじいちゃんorおばあちゃんが言った。


お前が急所を突くから正気じゃなかったんだよ!


そう言いたくなったが


僕は我慢する、大人だからな


「えっとどちら様でしょうか」

こういう時は下手にまわるのが基本だ

長年のリーマン生活でみにつけたことの一つだ


「そうだなまずは自己紹介から入るとしよう、わしの名は昇華連蔵金貨桜残金的空手庄之助じゃ、好きにじいとでも呼べ、お主 桜山 正一は 32歳で死んでしまったのじゃ。」


「。。。は?」


ちょっと待て脳が状況についていけない。


ここは天国?


それとも地獄?


僕死んだの?


っていうこの爺さん神様なの? 変態じゃなく?


てかこの人おとこだったのか~


ありがとうちょっと落ち着いた。


そういってお茶をちゃぶ台に戻す。


どうも僕は異世界に転生するらしい。


行ってくれるお礼と言っては何だからと


好きなスキルとかいうものもくれるらしい。


あ、紹介が遅れました


このおじいさん神だそうです。


びっくりだよね


俺もびっくり


にしても好きなスキルか、何にしようかな?


しばらく悩んでいると


ピン!と思いつく


あ、そうだ


「世界で僕しかもってなくて、意外性があって、使って面白そうな強いスキルをお願いします」


そう神様に告げた。


あ、ちょっとなれなれしかったかな


じいとでも呼べとか言ってたし大丈夫だろ


「注文が多いの、まあいいさっさと行ってこい」


なんか扱い雑じゃないとか思いつつも僕は深い眠りについた。

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