第5話
「お待たせいたしました。梨紗の入場です!」
うぅ始まった。あれなんか今日お客さん多い?しかも男の人。まぁ男子レスラーとやるから相手のファンもいるか
「キャー!ちょっと今お尻触ったでしょ!」
「梨紗ちゃん今日はいつにもましてエッチだねぇ。ますますファンになっちゃうよ、ほら前も」
「きゃ、あん、ちょっと……離し……て!」
「おーい!こっちにも梨紗ちゃん来て!触らせてよその可愛い身体」
なんなのもう最悪……触られることあるけどこんな堂々と触る奴初めてだよ。
あぁ。やっぱ実物もいかにもモテそうだし。それにショートタイツ……あぁ意識するな私。今から試合なんだから。
(そして、試合は始まった)
「よろしくお願いします」
打ち合わせ通りお願いしますよぅ。
「よろし、おら!」
「キャ何」
なんでこの人いきなり足とってきてるの、え、てか…絶対触られてる。あ、ちょっと、凄い変なとこ手で揉まれてる。力が強すぎて動けない。
「や、やめて、違うよ、これ、いや」
「フッ違うって何が?あぁ梨紗ちゃん凄い良い匂いがする。試合前に香水つけるの?てか結構ガード固いんだね。一杯下着履いてるでしょ?触ったらわかるよ、でも気持ち良さそうだね」
「やめてって、レフリー、とめてよー、触ってるって」
「レフリーも喜んでるよ。ほら。お尻も可愛いね、直接触っちゃお」
やだ、マジ何してるのこの人。手入れてきたし。え、やだ前まで。
「やめろバカ!変態!助けてよレフリー!」
(試合はつづく)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます