第51話 筆舌

「筆圧ですよ……かのあくたが……『いやいいましょうよ』」

 馬鹿かと。確かそのある阿呆の一生の、当て字とかは気にしない。

 点穴……もとい転結。

「しかし、深いですね『聞いてますかね。確認したいので』」

 聞く点で不正はないんだな、どうしようもない点はあって……暴挙……いい難いが。ミクロンも。

「いかに君主知らずか……『えぇ』」

「砕いてます」

 把握できないが、階段一部分欠損、やおいか……(による)。

 待て……と由なし。

 

 あぁ……解離したのね。

「あの、でも……ですね、足りないとしたら情感、でしょ『言語道断』」

 はい?「突っ伏している」

「見て下さい。瓦礫が山積、崩れてるとしか『いやいや』」

 ……なにが起きてるんだ、なにが?

「卑劣と、なんの字体でしょうか『卑劣なんでしょう』」

 だが、卑劣故、我がをも卑劣としてしまいたい。

「変位ですね、皇族」。「作られたと?」

「制度がそうだったら」

 ……「なんの為に『さぁ……ただ、目標なりできたじゃないですか』」

 ギギンの、採掘場……。

「休みましょう」

 現実は酷?現実が酷?いや。よしとしよう。

「採取されてますね」

「伐採でなく?」

 あー眉間にしわ寄ってるんだろう……ね。

「条文があります。先行を禁ずると」

 先取の意ではなしに……「人民と折半され。いまの都政?『大概』」

 丸め込まれたというなら一見にあるだろうが、虚しくもさっ、進むが。

「裏切りか」

 筋は見えてきたが、大分かかり。


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