私の剣の装備数は53 万本です。といっても、1 度に使用できるのは2 本までですのでご安心を。(53 万本の剣は異世界ではドラえも●級のチートになる。) 黒銘菓短編集77弾

黒銘菓(クロメイカ/kuromeika)

○○えもーん

「巽さん、隕石が村に墜ちてきそうで大変なんだ!助けておくれよ。」

「しょうがないな絋君は、えーっと…これじゃない。あー、これでもない。」


巽さんはお腹の巨大鞘の中から抜き身の剣をポイポイ取り出す。正直お子様には見せられない光景だ。


「あー、有った!テレレレッテレーン、先ず、どこでも剣。」

柄がドアノブで刀身が桃色の剣。

「色々物議を醸しそうな名前とデザインだね巽さん!

フジコ先生と局に謝らなきゃ。」

「先ずは村に行こう。」

剣を振ると空間が裂け、向こうに村が見えた。

僕と巽さんは裂けた空間に足を踏入れた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る