逢瀬(おうせ)
新幹線から降りたら
あなたが待っていた
逢いたかった、の言葉が
顔を見ると出てこなくなる
穏やかに微笑んでいる
あなたの余裕が悔しい
ちょっと拗ねた顔していたら
繋いでいた手の指を絡められた
ドキンとしてしまう
想い出してしまう
このひとの触れ方とか
唇の感触とか
裸の胸板が汗ばむところとか
それから
わたしの抱きかた、とか
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます