ログインボーナス42日目 ムニエル
朝起きて朝食の準備を始めようとした時、インターフォンが鳴った。
今日はいつもより20分ほど早い。
新聞の勧誘という単語が頭を過ったが、1人暮らしを始めてこの方そんなものに出会ったことがない。
「おはようございます。台所借りてもいいですか?」
配達員さんだった。
スーパーのビニール袋を提げている。
大方一品を作ってくれると言うのが、今日のログインボーナスだろう。
配達員さんと並んで料理をする。
と言っても今日の俺はおかずを作る必要がないので、配達員さんの隣で味噌汁を煮ていた。
「出来ました。今日のログインボーナスはサーモンのムニエルです」
俺は2人分のご飯と味噌汁を食器に盛り付け待っていると、配達員さんが主菜を運んできた。
配達員さんが焼いたムニエルは、バターと醤油の味が滲みこんでいてとても美味しかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます