3日目 惜別 farewell

あなたの声があなたの瞳が

優しくて少し泣きそうになる

矮小で不甲斐ない自分が許されているようで

だけど私にそんな価値があるのかな


ずっと側に居てくれた

でも、きっといつか別れる日が来るってわかってるんだ

ちゃんとさよならを言えるように

一人でも歩けるようになる練習をしよう


私あなたに救われてたんだよ

寂しさを埋めるにはどうしたらいいのかな

あなたとの思い出が私の人生を彩る

忘れたくないあの日々も

いつかぼやけいていくの


あなたのいなくなる夢を見た

千切れるほど伸ばしても手からすり抜けて遠ざかる

心がこんなにも空虚になるなんて思わなかった

あなたのいない世界に意味なんてあるのかな


あなたの存在が自分で思っていたよりもずっと大切で

切ないほどの幸せと底の尽きない欲で息が苦しい


どうかもう少しだけ側にいて








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