夢だと思ったら精神だけが異世界に来ているそうです!
マサツカ
序章
《プロローグ》
俺の名前は
俺は最近、いつも夢を見る!
何処かの砂漠を旅している
何故か自分に猫耳が付いてて、しっぽもある。
途中で見つけたオアシスで水面に映る自分の姿を見ながら
今日はどっちの方角に向かうか考えていると後ろの茂みから音がした。
「グルルルルゥ」
茂みの中からトラが姿を現す。
お腹が空いてるのか涎を滴ながら近づいてくるトラを見て
またかと頭を抱えそうになる!
今までの夢の中でも熊や巨大なヘビ等に襲われそうになった。
その度に、全力で逃げ出す!
どうやら、この姿だと身体能力が凄く高いらしい。
まあ、夢なんだし喰われた所で目が覚めるだけなんだけどね。
でも寝覚めは悪くなりそうだから喰われたくはない。
しかし、夢なんだから闘ってみるのもありかなって考えてみて後ろをみる。
イヤ、無理無理。
牙を剥き出しで追いかけてくるトラを見たら闘ってみようなんて考え一瞬で吹き飛んだよ!
とりあえず、トラを撒いて安全な岩場の影に落ち着く。
ったく自分の夢なんだからもっと楽しい夢を見させろっての!
よし、今日の所はこの岩場の隙間で寝ることにしよう!
夢の中で寝るってのも変だけど、こうするといつも目が覚める!
さすがに、安全な場所以外で寝るのは怖くて無理だけどな!
ってことでオヤスミ。早く目覚めろ!
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