次章予告 参
みさこ「う〜ん。あーでもない、こーでもない。チンでもない、マンでもない……」
秋秀「どうしたんだい、みさこ! スゥエンスィティヴな悩みがおありのようだが……?」
みさこ「あぁ宝多きゅん。次はどんな宝具がいいかにゃ〜って考えてたんだけどね、イマイチ考えがまとまんにゃいのよねぇ」
秋秀「なんとッ!! それはシィビヤァな問題だな。私でよければ相談相手になろうではないか」
みさこ「おお、助かりゅ! 前回の爆弾がちょいヘビーだったから、今回はちょちょちょい抑えめで行こうと思うのよねん。んで、馬型生物のサンプルが10体くらい余ってるから、それ使おうと思ってて」
秋秀「なるほどなるほど、ゥアイシィ。……馬か。馬といえば、そうだな、一般的には人が跨るイメージがあるな。そこを逆手に取るというのはどうだろうか」
みさこ「ぬぉ! なかなかいいこと言うじゃん宝多きゅん、さすがは一流宝具コレクター」
秋秀「任せておいてくれたまえよ!」
みさこ「じゃあ、『絶対に人が乗れない馬』にしようかな。……でもこれだと、街中で滅茶苦茶暴れちゃったら、爆弾よりヘビーな事態になっちゃうかも。あんまりマヤンちゃん怒らせたくないしなぁ」
秋秀「それなら、太い柱に繋げておいたらどうだろうか? その周囲をグルグルと10頭の馬に廻らせるというのは」
みさこ「お、おぉ……! すごい、すごいよ! いい感じに訳わかんなくて可愛い! これこそ宝具だよ! 最高傑作出来ちゃうカモ……!?」
秋秀「さっそく製作に取り掛かろうではないか! 我が宝多財団からも出資をしようッ!!」
みさこ「よっしゃー! バリバリ作りまくり〇〇〇ッ!!」
次章、成神たちの生き様が交錯する。
マヤンの母・高瀬達子の襲来に、成神見習いの青年の来訪。大炎上の申し子・萌木火鉢の親友に訪れる危機。
成神たちの大乱戦・『新天照祭』が幕を開ける時、折り重なる欲望と願いがぶつかる――!
成神と人間の織り成す様々な物語をご覧に入れよう。
さぁ、観測しろ。神と人とが紡ぐ現代の神話を。
第4章
『GOOD LUCK, GOD LIFE!!』
秋秀「………………」
みさこ「ただのメリーゴーランドだね、これ」
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