006 仲間とテロップ

006 格闘家



格闘家「俺を仲間にいれてくれ!」


勇者「え~、ど~しよっかな~」


格闘家「頼むっ!」


勇者「う~ん、君つよいん?」


格闘家「腕には自信があるぜ!」


勇者「素手で地面殴って地震とめれるん?」


格闘家「えっ…?」


勇者「っじゃあ、二重のキ〇ミくらいなら打てるか?」


格闘家「いや……それは漫画の…」


勇者「せめてそれくらい習得してから出直してこいやっ!」


格闘家「………。フタエノキ〇ミ―ッアァアッ―!!!」


格闘家は唯の力任せで岩をぶん殴った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


『格闘家が仲間になった。』


勇者「なんなん?このテロップ」


格闘家「さぁ、そういう仕様なんじゃないですか?」


勇者「邪魔やなこのテロップ…」


『はぁ?誰のために文字打ち込んでる思ってんねんボケッ!』


勇者「あ゛ぁんっ!?やんのかコラッ!?」


格闘家「天の声にケンカ売るなよ」


勇者「おらぁっ!死にさらせ!おらぁっ!!!」


『あぁぁ、ちょっと、剣で叩くのやめてっ!!!』


勇者「ふぅ…やったか?」


『勇者は天の声のテロップを倒した』


勇者「まだ生きてやがんなぁっテメェッ!!!!」


格闘家「落ち着いてくださいっ!!!」」

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