若狭留美と羽田浩司の駒
若狭留美が持つ将棋の“角行”の駒、羽田浩司と若狭留美の関係の匂わせ。若狭留美の登場時から張られている伏線である。この若狭留美と羽田浩司の伏線は一体どういうことなのか、若狭留美と17年前の事件についても絡めながら考えていきたい。
まずは17年前の事件と若狭留美の関係を確認しておく。ここ最近のサンデー本誌(1103話~1105話)で若狭留美はどうやらアマンダ・ヒューズのボディーガードの浅香のようだ。そして羽田浩司が出場とされるチェスの大会の会場にアマンダ・ヒューズと行っていたようでそこで黒田兵衛にも会っているようである。
現時点で分かっている情報からは若狭と羽田浩司が絡んでいるような様子は見られない。既出の情報としてアマンダ・ヒューズが羽田浩司のファンであることが分かっていてアマンダ・ヒューズ繋がりでの若狭留美と羽田浩司に交流があった可能性以外には考えられない状況である。
ここではアマンダ・ヒューズ繋がり以外での関わりが若狭留美と羽田浩司の間にあったと仮定してどんな交流があったのかを考えようと思う。
一つとして考えられるのはアマンダ・ヒューズに羽田浩司を紹介したのが若狭留美だったのではないかということである。まずまずアマンダ・ヒューズが羽田浩司を知ったのが若狭からだったとすればアマンダ・ヒューズ関係なく2人に交流があるのはおかしくない。
他に考えられる候補としてはアマンダ・ヒューズに紹介されるまでは互いのことを知らなかったが、紹介されてアマンダの一ボディーガードとアマンダがファンの将棋棋士という関係性ではなく、恋仲にまで発展したというものである。これだと若狭が形見として将棋の駒を持っていてもおかしくないはずだ。
もしアマンダ・ヒューズに紹介される前の段階で若狭と羽田浩司に面識があった場合、2人がお似合いだと考えてアマンダ・ヒューズが意図的にボディーガードとして若狭を連れていって羽田浩司と会いうるチェスの大会に参加しているということもありえそうだ。このアマンダ・ヒューズの配慮(?)で若狭と羽田浩司が恋仲に発展して前述のように羽田浩司の形見として将棋の駒を持っているのかもしれない。
ここまでは若狭と羽田浩司が恋仲であった場合を考えてきたが、そうではなかった場合も一つだけ考えたい。
若狭自身がアマンダ・ヒューズのことを守りきれずに羽田浩司の死亡にまで波及してしまったことを悔いて遺品である将棋の駒を事件現場から持ち去って事件のことを忘れないようにしているというものもありえそうだ。将棋の駒を見るたびに自分の気を引き締めるというか、雇い主のアマンダ・ヒューズを殺した犯人を追うことを再認識するというか、自分の気持ちを奮い立てるものになっていると考えられる。
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