第10話 アイスホッケー

アイスホッケーか…。ひとつ。キーパーは寝そべるんだ。ゴールすることはないだろう。


ふたつ、アイスホッケーとは、力の勝負だ。

いかにして強くうち、相手のラケットをへし折り、まっすぐとゴールに進むように強く打たねばならない。


そして、仲間との連帯。

仲間とボールを同時に打つ。ボールは宙に浮く…。


あとは分かるだろう。バレーを思い出せ。さすれば道は開けるだろう。


あとは…キーパーのマスクにボールを突っ込んで負傷させよう。

代役にも同じことをする。

そのうちキーパーをふだんしない、不馴れな選手がキーパーをすることになる。

そこがチャンス。


きっと…試合後には赤色の液体とカードがアイスコートには広がっているだろう。

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