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  • 第3話 実行への応援コメント

    企画よりお伺いさせていただきました。

    私の読み込みが甘く、浅学でもあるためだと思いますが、少し難しいお話でした。
    一時、流行ったアメリカンコミックをイメージして読みましたが、そういった先入観は持たない方が良かったでしょうか。

    「わたし」の正体は薄々気付きながらも、「そうだったのか」と少し驚き、「もともとの人格」が望んだ結末と、「わたし」の望んだ結末が噛み合わないまま……といった展開になってしまったのでしょうか……。
    とにかく、「わたし」の最後の潔さは、ある意味とても心地よかったです。
    ですが数回読み返してみても、「わたし」と「もともとの人格」の立場がなぜここまで違うのかというか、どうしてこの状況になったのかがいまいち飲み込めなかったです。
    なぜ、「もともとの人格」の立場の者が、「わたし」でなければいけなかったのか……「わたし」にならなければいけなかったのか……? 目的のために、「チカラ」が必要だったから?
    これから読まれる方へのネタバレを避けるために曖昧に感想を記したので、自分でもさらに混乱してきてしまいました。(苦笑)

    読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。分かりづらかったですね、申し訳ないです。

    「もともとの人格」の存在を危険視した研究員たちが、彼女を追い落とすついでに被験体にしてみた、その結果たまたま「わたし」が生まれた……という経緯になっております。
    研究員たちにとっては彼女は死んでもいい、使い捨ての駒の一つでしたが、何故か実験に成功したのでまぁ良かった、という感じです。そして「もともとの人格」にとっては自分の立場は屈辱的なものですが、「わたし」はそれとは全くの別人格となったので、最終的には「もともとの人格」の意向を無視した決断をすることができたのでした。
    全体的に、偶然の要素や結果論の要素が強いですね。計画自体がかなり杜撰で行き当たりばったりだったせいだと思います。

    改めて、ここまで読み込んでくださったことに深く感謝いたします。